インストールガイド
GroupSession
インストールガイド:Linux + Tomcat
前提条件
インストールガイドは以下のソフトウェアがインストールされていることを前提としています。
インストールされていない場合は先にインストールしてください。
バージョン:Temurin Java Development Kit 11
配布元:ADOPTIUM
ダウンロード先:https://adoptium.net/releases.html
※ダウンロード方法がわからない方は「Temurinのダウンロード手順」をご確認ください。
※インストール方法がわからない方は「Temurinのインストール手順」をご確認ください。
環境によってはWindowsファイアウォールで8080ポートがブロックされている場合があるので開放されているか確認してください。
別途環境に合わせてパーミッションの設定を行ってください。

Tomcatをインストールします
tar.gz形式のインストーラーをApache Software Foundationのサイトからダウンロードします。
1) Apache Software Foundationのサイトにアクセスします。
2) tar.gz (pgp, sha512)をクリックすると、tar.gz形式のインストーラーがダウンロードされます。
3) ダウンロードしたファイルを任意のディレクトリに解凍し配置します。ここでは/usr/local/java/へ解凍します。
$tar -zxvf apache-tomcat-9.0.xx.tar.gz
4) Tomcatを起動するための環境変数を設定します。
Tomcatを起動するユーザの.bash_profileなどに追記し、ログイン時に環境変数が設定されるようにすることをお勧めします。
値:JAVAのインストール先を指定
変数名:CATALINA_HOME
値:Tomcatの配置先を指定
$ echo "PATH=\$JAVA_HOME/bin:\$PATH" >> /root/.bash_profile
$ echo "export PATH" >> /root/.bash_profile
$ echo "CATALINA_HOME=/usr/local/java/apache-tomcat-9.0.xx" >> /root/.bash_profile
$ echo "PATH=\$CATALINA_HOME/bin:\$PATH" >> /root/.bash_profile
$ echo "export PATH" >> /root/.bash_profile
5) 設定を反映します。
以上でTomcatのインストールは終了です。
Tomcatの起動・停止確認
Tomcatを起動します。
正常にTomcatにアクセスできるかブラウザを開きアクセスしてみます。
ブラウザから、http://[ サーバ名 ]:8080を指定しアクセスします。 以下の画面が表示されます。

Tomcatを停止します。
GroupSessionを配置
gsession.warをダウンロードページからダウンロードします。
ダウンロードしたファイルをTomcatのwebappsフォルダへ配置します。
ここでは、/usr/local/java/apache-tomcat-9.0.xx/webapps/gsession.warとなります。
GroupSessionへアクセス
「Tomcatの起動・停止確認」の手順でTomcatを起動します。
正常にGroupSessionにアクセスできるかブラウザを開きアクセスしてみます。
ブラウザから、http://[ サーバ名 ]:8080/gsession/を指定し、アクセスします。GroupSessionログイン画面が表示されれば完了です。
ログイン情報を入力してログインしてください。
※adminユーザは実態のないユーザです。ユーザの作成、グループの作成等の基本設定のみ操作できます。
各プラグインの設定を行うにはadmin以外の管理者権限を持つユーザで行ってください。
(管理者権限を付与するには対象のユーザを「システム管理グループ」に所属させてください)
Tomcatのメモリ割り当て
「OutOfMemoryError: Java heap space」や「OutOfMemoryError: PermGen space」が発生した場合に参考にして下さい。
Tomcatのメモリ割り当て