GroupSession
GS Ver.4.2.7 から GS Ver.4.3.0 にアップデート後、コンバートの完了を待ってからWEBメールの動作を確認していると、以下の不具合が発生しています。データのアップデートコンバートに失敗したのでしょうか?。それともGS Ver.4.3.0の不具合でしょうか?。[不具合内容]1.WEBメールの草稿フォルダに常に件数表示が出るようになっていますが、 草稿フォルダにある草稿メール文書の数と一致しないアカウントがあります。 (例) 「草稿 (1)」 と 表示されているのに、草稿フォルダ内は、「メッセージはありません」。 「草稿 (8)」 と 表示されているのに、草稿フォルダ内は、7件の草稿メッセージのみ。 「草稿 (2)」 と 表示されているのに、草稿フォルダ内は、「メッセージはありません」 ※ +1件の表示ではなさそうです。2.フィルタでメールの転送を GS Ver.4.2.7 で設定していましたが、GS Ver.4.3.0 に アップデートおよびコンバート後に、メール転送の設定こそ引き継がれているように 見えますが、実際にはメールの転送が実行されません。 同時に「ラベルをつける」を行なっていますが、この機能は動作しています。 なお、新規に「メール転送」のフィルタを設定しても同様に転送されません。[設定情報] ショートメールのプラグインは利用しないに設定 WEBメールのアカウント基本設定は、 基本設定の「メール転送制限」は、「転送可」 詳細設定 「管理者が設定する」 宛先の確認 「確認する」 添付ファイルの確認 「確認する」 添付ファイル自動圧縮 「作成時に選択」 時間差送信 「無効」 にしています。 ・Version 4.3.0 (4.3.0) ・OS Windows Server 2012 amd64 6.2 ・J2EEコンテナ Apache Tomcat/7.0.41 ・Java 1.7.0_25 Oracle Corporation ・メモリ使用 1,427,836KB (76.6%) ・メモリ最大 1,864,192KB ・現在の空きディスク容量 349841MB
GS Ver.4.3.0で確認しています。 先に挙げさせていただきました不具合の内、 2.WEBメールのフィルタ設定でメールが転送されない件について、ソースコード上の不具合を発見しましたので、次回バージョンで修正をお願いいたします。 WEBメールの「アカウント基本設定」の「基本設定」の「メール転送制限」で、「転送可」を選択していても、下記のソースコードの不具合で「転送制限あり」と同じ動作となります。なお「転送禁止」を選択すると、すべてのアカウントのフィルタ設定から転送設定が削除される仕様になっているので、このコードの影響は無いと思います。 <不具合概要>ファイル:WEB-INF/plugin/webmail/src/jp/groupsession/v2/wml/pop3/Pop3Receive.javaメソッド:(1343行目) private void __sendMail( ... )不具合箇所:(1349行目)から(1364行目) 「// 転送先アドレスを転送可能なアドレスのみに選別する」の処理で、「メール転送制限」の設定情報を確認しないで、必ず「fwTextList 転送先制限文字列」の内容と「forwardAddressList 転送先アドレス」を比較していますので、「転送可」を選択していて一度も「転送先制限リスト」を入力したことがないと、 sendAddressList.add(forwardAddress);による転送可能なメールアドレスとして登録されません。 このため、「// 転送先アドレスが存在しない場合、処理を終了する」で必ず、 if (sendAddressList.isEmpty()) { sendAddressList = null; return; }で、リターンしてしまい、「転送可」を指定しているにもかかわらず、フィルタ設定によるメール転送がまったく行なわれないことになっています。 ですので、(1349行目)から(1364行目)の処理は、「転送制限あり」のときのみ実行されるように、if( ... ) ブロックの追加の修正をお願いいたします。 とりあえず、「転送制限あり」にして各ユーザの登録しているメールドメインを「不正なフィルタをチェックする」でリストアップして、転送制限リストに追加することで、不具合を回避することができることもわかりました。
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