GroupSession
推奨動作環境にはならないとは思うけど、Raspberry PI 2 でサーバの動作確認をしました。うん、動くね。もっさり感は否めないけど。実用ぎりぎりの速度といった感じ。*.warからの初期展開が遅い原因の一部であることも確かだからまだ何とも言えない。(まだ全部の機能をゴリゴリ試したわけではないので展開すらすべて終わっていません。)とりあえず環境書いときます。サーバ本体:Raspberry PI 2 (基板シルクは V1.1 秋月電子で3日前に買った)#知らない人のためのハードウェアスペックCPU: Broadcom BCM2836(900MHz quad-core ARM Cortex-A7 & GPU内蔵)メモリー: 1GB(LPDDR2 オンボード故増設不可)周辺インターフェイス: HDMI1.3/1.4(FULL HD 1080pサポート)×1 コンポジットビデオ(PAL/NTSC)×1 ステレオオーディオ出力×1 10/100 BaseT RJ45イーサネットソケット USB2.0 ×4 MicroSDカードソケット ×1 MicroUSBインターフェイス(もっぱら電源供給用) ×1 GPIOとかその他もろもろHDD: (というか補助記憶装置)MicroSDカード Class10の一番安い奴 16GBOS: Raspbian 3.18(NOOBS 1.4.0) ぶっちゃけDebian系Linux for ARMんで、Raspbian には最初から以下が入ってるJDK: 8 for ARMJDK7 for ARM を別途ダウンロードすることもできるけど使う意味ないと思います。Tomcatは入っていなかったのでダウンロードしてきました。Tomcat: 8.0.21GroupSession: 4.5.1上記すべてが現時点では最新バージョンだと思うので、そんな感じで最新でも動いてますよという報告です。反応が若干もっさりしてるので同時アクセスユーザが多かったり、独自のPHPアプリとか追加してる方には厳しいかもしれません。(目安は20~30ユーザー位の規模までって感じかな?)X動かしてなおかつVNCサーバとかちょっと無理です。サーバ専用にしてXは動かさないでおいたほうがいいです。SSHで我慢しましょう。いやぁ・・・ラズパイ楽しいっす。本体+MicroSDで8千円程度のグループウェアサーバができるんだから、予備機とかにしておくのもいいかも。ご希望があれば仕立て手順をアップします。
> ご希望があれば仕立て手順をアップします。仕立て手順アップ希望します
> > ご希望があれば仕立て手順をアップします。> 仕立て手順アップ希望します以下のいづれをご希望でしょうか?1. Raspberry PI 2 そのものの初期設定からGrouupSessionの導入まで2. Raspberry PI 2 の初期設定は省き(Lunuxは動いている状態から)GrouSessionの導入まで(1. は若干スレチ感があるけど・・・)
とりあえず動くようにするための思いっきり簡単な手順を書きます。Tomcat および GroupSession は現時点の最新を使うようになっています。以下のような人を対象にした手順です。■UNIX/Linuxはよくわからない。■巷のWebサイトを参考に Raspberry PI 2 で X-Windowを動かすことができた。■X-Window上のWEBブラウザでインターネットに接続できた。■IPアドレスとかよくわかんない。LANケーブル挿しただけでネットワーク繋がってる。では手順を記してまいります。1)キーボード・マウス・ディスプレイ・LANケーブルを接続する。2)電源ケーブルを接続して Raspberry PI 2 を起動する。3)ユーザー名:pi パスワード:raspberry でログインする4)コマンド startx を入力して X-Window を起動する。5)ブラウザアイコン(地球のアイコン)をクリックしてブラウザを起動する。6)ブラウザに(今見ている)このページの URL を入力してこのページを表示する。7)ディスプレイの形をしているアイコンをクリックして黒いウィンドウを開く。8)以下のコマンドを一行づつコピーして黒いウィンドウに貼り付けて順番に実行する。wgwt ftp.riken.jp/net/apache/tomcat/tomcat-8/v8.0.24/bin/apache-tomcat-8.0.24.tar.gz(↑このコマンドを実行するとファイルダウンロードをします。だいたい10秒ぐらいで終わります。)wget dl1.gs.sjts.co.jp/v4/download/files/4.5.3/gsession.war(↑このコマンドを実行するとファイルダウンロードをします。だいたい1分ぐらいで終わります。)sudo useradd -s /sbin/nologin tomcat(↑このコマンドの実行はすぐに終わります。)tar -xzvf ./apache-tomcat-8.0.24.tar.gz(↑このコマンドを実行するとファイルを解凍します。画面が縦にすごい勢いで流れますが、2~3秒で終わります。)sudo mv ./apache-tomcat-8.0.24 /opt/apache-tomcat(↑このコマンドの実行はすぐに終わります。)sudo mv ./gsession.war /opt/apache-tomcat/webapps(↑このコマンドの実行はすぐに終わります。)sudo chown -R tomcat:tomcat /opt/apache-tomcat(↑このコマンドの実行はすぐに終わります。)cat << END | sudo tee -a /etc/profile(↑このコマンドの実行は終わりません。以降の「END」の文字を入力するまで終わりません。ENDまで全部貼り付けてください。)export JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/jdk-8-oracle-arm-vfp-hfltexport CATALINA_HOME=/opt/apache-tomcatexport PATH=/usr/lib/jvm/jdk-8-oracle-arm-vfp-hflt/bin:/opt/apache-tomcat/bin:$PATHexport CATALINA_OPTS=""ENDsudo /sbin/shutdown -r now(↑このコマンドを実行すると再起動します。)もうこの時点でインストールは終わっています。次記事は Tomcat および GroupSession を起動する手順です。つづく
> つづく9)Raspberry PI 2 が起動したらログインし、コマンド startx を入力して X-Window を起動する。10)ディスプレイの形をしているアイコンをクリックして黒いウィンドウを開く。11)以下のコマンドを一行づつコピーして黒いウィンドウに貼り付けて順番に実行する。cd /opt/apache-tomcat/binsudo -u tomcat ./startup.shこの段階で Tomcat および GroupSession は起動しています。ただし、起動にはいささか時間がかかるので1分間待ってから次の手順に進んでください。12)ブラウザアイコン(地球のアイコン)をクリックしてブラウザを起動する。13)ブラウザに以下の URL を入力する。localhost:8080/gsessionGroupSession の画面が表示されるはずです。以上でおしまいです。GroupSession をバリバリ使ってみましょう。今回の手順では自動起動になっていないので、Raspberry PI 2 の電源を入れる度に 9)~11)を実行する必要があります。また、止める手順も省略しています。なにより、/etc/profile に致命的な記述方法を採っているのでホントにただすぐに動かしたい初心者向け手順です。固定IPアドレスを付けたりできるような人は、なぜ致命的なのかはわかると思います。本当は以下のようにしたいのです。(だけどヒアドキュメントでは簡単に入力できないんだなこれが)export JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/jdk-8-oracle-arm-vfp-hfltexport CATALINA_HOME=/opt/apache-tomcatexport PATH=$JAVA_HOME/bin:$CATALINA_HOME/bin:$PATHexport CATALINA_OPTS=""
うあぁぁぁぁぁぁ!間違っていました!最初のコマンド!誤wgwt ftp.riken.jp/net/apache/tomcat/tomcat-8/v8.0.24/bin/apache-tomcat-8.0.24.tar.gz正wget ftp.riken.jp/net/apache/tomcat/tomcat-8/v8.0.24/bin/apache-tomcat-8.0.24.tar.gzごめんなさいぃぃぃぃ
よくよく調べたら以下のようにすれば良いということがわかりました。cat << "END" | sudo tee -a /etc/profileexport JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/jdk-8-oracle-arm-vfp-hfltexport CATALINA_HOME=/opt/apache-tomcatexport PATH=$JAVA_HOME/bin:$CATALINA_HOME/bin:$PATHexport CATALINA_OPTS=""END間違って以前記したとおりに実行した人は、もう一度上記を実行してもダメなので、エディタの使い方(とアクセス権限について)を覚えて、/etc/profile ファイルの最後の4行(export ~)を消してから上記をやり直してください。もうちょっとよく考えてから、改めてもう少しマシな設定方法を挙げます。あぁ・・・俺ぬるいわ。
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